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がん闘病女性106人にかつら…P&G

 がん治療の副作用などで脱毛に悩む女性にかつらを提供しようと、P&G(神戸市東灘区)が自社製品の売り上げの一部を寄付する取り組みで、7月から10月までの総額2000万円という目標を達成し、連携するNPO法人「キャンサーリボンズ」(東京都中央区)に贈った。

 連携した患者支援活動は昨年、「キレイの力プロジェクト」として開始。P&Gは今年、ヘアケア製品「パンテーン」一つに付き2円を寄付し、治療中の106人に医療用かつらが提供される=写真=。

 キャンサーリボンズは寄付金を基に、かつらメーカー「スヴェンソン」(東京都港区)の協力で製作。治療中の化粧や頭皮ケアの方法を解説したDVDも作り、全国約400病院に配布する予定。監修には、キャンサーリボンズ理事、美容ジャーナリストで乳がん治療を体験した山崎多賀子さんも加わり、出演もする。

 P&Gによると、今回の取り組みについて消費者から「寄付に協力するため購入した」「患者と企業との温かい心の交流を続けてほしい」などの感想が寄せられたという。P&Gパンテーン広報担当の木島潤子さんは「脱毛は女性にとってとてもデリケートな悩みだけに、自分にも起こりうる、身近で切実な問題ととらえていただけたようです」と話した。

 対象は、治療で脱毛したか、脱毛が予想される女性。がんの種類は問わない。詳細はキャンサーリボンズのホームページで。応募はeメール(ribbonz@ellesnet.co.jp)などで16日(必着)までに。

2009年11月05日  読売新聞)
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