
不登校、引きこもり 子ども対象訪問相談…奈良大クリニック
研修生が話し相手
奈良大臨床心理クリニック(奈良市西大寺新田町)は、不登校や引きこもりなどで外出が困難な子どもたちを対象に、訪問カウンセリングを始めた。奈良大大学院臨床心理学コースの学生が研修生として子どもたちに接する取り組みで、同クリニックは「年齢が近い学生だと、会話もしやすく、学生にも良い経験になる」と期待している。
◇
同クリニックは、奈良大の付属機関として2007年10月に開設。地域住民を対象に、有料のカウンセリングや無料相談会、公開講座を行ってきたが、不登校の子どもらを持つ親から「子どもを連れて来られない」といった声が多く寄せられていた。
原則18歳以下が対象。クリニックで、カウンセラーが家族と面接(4000円)した後、大学院生が1回(約1時間)1000円で自宅を訪問し、子どもの遊びや話し相手になる。クリニックの前田泰宏所長は「豊富な人材がいる付属機関の強みを生かし、少しでも多くの人の心の健康を守りたい」と話している。
問い合わせは、木、日曜日を除く午前9時〜午後4時(土曜は午後2時まで)、同クリニック(0742・52・1120)。
(2010年7月31日 読売新聞)
|