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学長・OG・学生

Wakayama university

OG

豊かな自然から力
読売テレビアナウンサー
川田裕美さん(2006年経済学部卒)


「活発で個性的な学生が多いんですよ」と話す川田さん(大阪市中央区の読売テレビで)

 生まれも育ちも大阪府の泉南地方です。和歌山はすぐ隣で、いつも海水浴や家族旅行に出かけ、ずっと親しみを感じていました。進路にはっきりした目標はなかったけれど、和歌山大(和大)の合格通知が届いた時、「私の行きたい大学はここしかない」との思いを強くしました。

 緑が多く広々として、海も山もある。あこがれのキャンパスライフでした。授業の後には水平線、海岸線、山並みに沈む夕日を追いかけるツアーに出たり、夜景を眺めたり。豊かな自然からたくさん力をもらい、本当に楽しい毎日でした。

 転機は、3年生の演習授業で、まちづくりの研究と実践を行う足立基浩・助教授のクラスに入ったことです。空洞化が進む「ぶらくり丁」で、学生と商店街が協力して、オープンカフェの運営やインターネットラジオ局の運営などに取り組むことになりました。

 みんな活動的で、自分も負けずに頑張ろうと刺激を受けました。制作を担当したラジオ番組では、通学に車を使う学生が多い和大生の愛車へのこだわりや、苦境に負けず頑張る商店主たちを紹介しました。これまでにない充実した経験で、取材や情報発信のおもしろさに気づき、アナウンサーを目指すきっかけにもなりました。

 和大生は地味でまじめといわれますが、活発で個性的な人たちが多く、もっと輝く魅力を秘めています。中世の熊野詣でのように、和歌山の風土は心身を癒やして、眠っていた力を呼び覚ますのだと思います。地方の国立大には厳しい時代なので、今度は、育ててもらった恩返しがしたい。番組に出演する自分の姿を通じて、全国の人たちに関心を持ってほしいですね。

 1983年生まれ。大阪府出身。2006年に入社し、「ニッポン旅×旅ショー」では司会を務める。「大阪ほんわかテレビ」「情報ライブ ミヤネ屋」にも出演中。

2007年03月20日  読売新聞)
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