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2007年度 全入時代へ

大学はいま 表紙へ

出張して会場設置

大学・短大志望者数と入学者数の推移のグラフ。年を追うごとに減少傾向にあることがわかる。

 自校キャンパス以外にも受験会場を設ける「出張入試」。従来、関西の有力大を含む私立大が積極的だったが、最近、地方の国立大と首都圏の有力私立大に目立つ。国立大は法人化で「生き残り」への危機感が強い。これまで人気が高かった私立大も受験生獲得に躍起になっている。

 国立で今春から出張入試を始めたのは福井、弘前、岩手大。福井大は、東海地方の志願者が約3割を占める工学部が名古屋市で前期日程の試験を行った。弘前大は3学部が札幌市など、岩手大は2学部が東京で実施。今春、出張入試を行った国立大は8大学15学部に上る。信州大経済学部は東京に加え、来春から大阪会場を新設する。

 私立では、東京理科大の3学部が昨春から、札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡の全国5都市で出張入試を実施。来春は全6学部(昼間)に対象を拡大する。中央大も今春、ほとんどの学部が大阪など6都市で受験できるようにした。

 来春からは法政大が新潟や金沢、広島を含む9都市、明治大は4都市に会場を設ける。両大学とも学部ごとの試験日とは別に、全学部が同じ日に実施する「全学部統一入試」を出張して行う。

2006年09月25日  読売新聞)
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