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橋下 府政改革


紀の川大堰の水利権放棄…大阪府、380億円負担無駄に

 大阪府は31日、今年度末に完成する国事業「紀の川大堰」(和歌山市)について、水を引き込んで水道水として利用する権利(水利権)を放棄することを決めた。水需要の減少が理由だが、総事業費1028億円のうち、府がすでに負担した約380億円が無駄になる形で、批判の声も出そうだ。

 府によると、国が同大堰の建設事業に着手した翌年(1988年)の水需要予測では、15年後には1日83万トンの水不足に陥るとされ、同大堰から1日2万トンを取水する計画だった。しかし、人口減少などで水需要が減り、この日の戦略本部会議で示された最新予測では、淀川水系から取水できる同222万トンより、大幅に少ない同168万トンでまかなえる見通しに。同大堰から府が取水するには浄水場や水道管などの施設整備のほか、年間2億円の維持管理費負担が必要。府は「さらに、無駄を続ける訳にはいかない」と判断したという。

2009年9月1日  読売新聞)

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