G大阪、後半4発 ついに1差…二川、猛攻アシスト
G大阪 4―1 大宮
52分、G大阪・橋本(左から2人目)が勝ち越しのゴールを決める=里見研撮影
新加入ペドロジュニオールの移籍後初ゴールから、後半だけで4得点を奪ったG大阪。猛攻は、二川のスーパープレーから始まった。
1点を追う51分、中沢が自陣から左サイドにけりこんだ長めのパスを、二川は空中で右足を伸ばしてトラップ。ゴールに背を向けて着地すると、1度弾んだボールを振り向きざまのパスで前線へ。DF裏を狙っていたペドロジュニオールの足元にピタリと合い、同点弾を演出した。
ペドロジュニオールは移籍2試合目。前半はドリブル突破を試みる味方とぶつかるなど、周囲との連係不足が目立った。しかし、心掛けていたことが一つだけあった。「二川がボールを持つ時は集中が必要」。スルーパスが来るのを信じて走ったといい、「なぜ彼が日本代表じゃないの?」と不思議がった。
二川は、その1分後にも右クロスから橋本の2点目をアシスト。これで流れは決定的となり、途中出場の安田理、山崎のコンビで4点目を奪うなど、西野采配もさえ渡った。
首位の清水、得失点差で2位に転落した鹿島と勝ち点差は1。「今のプレーを続けていけばいい」と二川。相変わらず口数は少ないが、雄弁なプレーで攻撃集団をリードする。
(山口博康)
G大阪・西野監督「ペドロジュニオールを機能させないと流れを変えられないと思っていた。二川はどんなFWでも使いこなせる選手だ」
(2009年10月5日 読売新聞)