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早期発見でがん倒せ アグネスさんら闘病体験語る…和歌山触診し自ら気づく「がん征圧月間」期間中の11日、全国巡回セミナー「検診受けて早期発見!」が、和歌山市南汀丁の和歌山東急インで開かれた。日本対がん協会会長の垣添忠生さんらが検診の重要性などを訴え、タレントのアグネス・チャンさんと「たばこ問題を考える会・和歌山」代表世話人の畑中孝之さんが、自らの闘病体験を語った。 対がん協会の「ほほえみ大使」を務めるチャンさんは2年前、自らの触診で乳がんに気付いた。早期発見ができたため、回復は早かったが、治療の影響で顔が大きく腫れ、コンサートの際に困ったことや、 日本のがん検診率は低いといい、「日本の人は自分のことを後回しにしがちですが、家族のためにも、早めの検診を」と話した。最後に、協会のテーマソング「この良き日に」を歌い、温かい拍手を受けていた。 11年前に咽頭がんで声帯を摘出した畑中さんは、特殊な器具を使って体験を語った。以前は1日に約50本たばこを吸っていたという。今は笑い声を出すこともできず、歌も歌えない、と苦しさを伝えた。場内のがん患者らに「つらいこともありますが、前を向いて生きましょう。生きていれば良いことはたくさんある。私も生きていてよかった」とエールを送ると、涙をぬぐう人の姿も見られた。 また、垣添さんは講演のなかで、たばこは1本に微量の発がん物質が60種類も含まれていると話し、喫煙年数を重ねるごとにがんにかかる確率も上がるとのデータを紹介。県立医科大准教授の尾浦正二さんは、マンモグラフィや超音波検査など、乳がんの検診方法や治療薬について解説した。 4年前に肺がんの手術を受けたという和歌山市小松原、松尾喜美子さん(71)は講演を聞き、「私は年に1度の検診でがんが見つかり、助かった。毎日感謝してばかりです。多くの人が早期発見できるよう、検診を受ける人が増えてくれたら」と話した。 この日午前には、同市内で「がん征圧全国大会」もあり、がん研究などに功績のあった2団体と7人を表彰した。 (2009年9月12日 読売新聞)
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