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DBS貨客船、週1便に…鳥取・境港―東海

副社長、鳥取県に理解求める

減便理由を説明する尹副社長(鳥取県米子市で)

 境港と韓国・東海(トンヘ)、ロシア・ウラジオストクを結ぶ定期貨客船が10月1日から減便され、境港への寄港が現在の週2回から1回になることが決まった。運航赤字の解消に迫られたためで、運航会社「DBSクルーズフェリー」の尹奎漢(ユンギュハン)・副社長が30日、鳥取県米子市内で河原正彦・県統轄監らと会い、「航路の存続に最善を尽くす。減便で経済効果が高まる面もある」と理解を求めた。

 貨客船は現在、境港―東海を週2往復、東海―ウラジオストクを週1往復。境港には金曜日と日曜日の朝に入港し、その夜に出港している。減便後は、金曜日朝に入港し、翌土曜日の夜に出港するダイヤになる。

 尹氏は▽船中2泊の弾丸ツアーが多かった韓国人観光客が、新ダイヤでは県内で宿泊し、観光地を巡る▽荷役作業に余裕ができ、定時性が高まる――とし、「鳥取県の経済効果は2・5〜3倍高まる」と強調。「来年6月には黒字化し、日本側の支援金なしで運航したい」と述べた。

 米子―ソウル便を運航しているアシアナ航空に対し、片道で貨客船を利用した人向けの運賃割引制度をつくるよう働きかけ、利便性に配慮するという。

 県などによると、貨客船は昨年6月の就航以来、赤字が続いており、境港―東海間の貨物量は全体の1割にとどまっている。

 河原統轄監は取材に対し、「残念な面もあるが、航路維持のための経営判断。県としても観光客の受け入れ態勢整備や貨物確保を進めたい」と話した。

2010年7月31日  読売新聞)

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