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携帯電話のウイルス対策
パソコンにはウイルス感染などに備え、セキュリティー対策ソフトが必要ですが、携帯電話では必要ないのですか。
(堺市 大橋祥男)ソフト非公開 感染しにくい
携帯電話会社に聞きました。これまで携帯電話でウイルス感染が確認された例はほとんどないそうです。ただ、可能性は低いものの、ゼロではありません。
まず、ウイルスが携帯電話の中で活動するのに必要なプログラムが、携帯電話には組み込まれていません。
また、多くの携帯電話の基本ソフトは、パソコンのウィンドウズのように広く知られているものではありません。KDDIの場合は、独自に、ソフトバンクモバイルの場合は携帯電話端末のメーカーがそれぞれ開発しています。このため、基本ソフトの情報はほとんど外部に公開されておらず、基本ソフトの脆弱(ぜいじゃく)性をつくようなウイルスが作られにくいのです。
ゲームソフトなどをダウンロードした時にウイルス感染が懸念されますが、どういうソフトをネット上に載せるかはNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルがそれぞれチェックしています。携帯メールで添付ファイルとして受け渡ししたり、iモードなどからダウンロードしたりすることの多い画像や音楽などのファイルが感染源として考えられますが、これらのファイルもすべてそれぞれ各社のサーバーでウイルスのチェックを行っているので、感染の可能性は極めて少ないとのことです。
ただ、ウィンドウズの携帯電話版基本ソフトを搭載したドコモの「M1000」やソフトバンクモバイルの「X01HT」は、ウイルス感染のおそれがあります。両社ともアンチウイルスソフトを提供し、更新されるたび、携帯電話にとり込むよう、利用者に呼びかけています。
(2007年04月11日 読売新聞)
