防水デジタルカメラ
アウトドア タフなボディー
水中で撮影できる防水仕様の小型デジタルカメラの品ぞろえが充実してきた。持ち運びやすさや機能は、通常のデジカメと大差がなくなっており、アウトドア向けとして専用コーナーを設ける家電店も増えている。夏のレジャーの新たなお供として活躍してくれそうだ。
(野中智章)
水深10メートル
防水デジカメはこれまで、一部メーカーの商品に限られていたが、水の浸入を防ぐ素材の品質が向上したため、昨年ごろから各メーカーが相次いで新製品を投入するようになった。「他社と差別化しやすい『プラスワン』の要素として防水が注目された」(カシオ計算機)という面もある。価格は、通常のデジカメより2、3割程度高めに設定されている。
オリンパスは1986年、水にぬれても故障しない「防水カメラ」を世界で初めて出した。同社の「μ TOUGH(ミュー・タフ)―8010」は、水深10メートルでも撮影できる。圧力センサーを内蔵し、限界に近づくとアラームが鳴る仕組みで、ダイビングなどにはピッタリだ。
| オリンパスの「μ TOUGH―8010」 |
カシオ計算機の「EX―G1」 |
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| 3万6000円前後 |
3万5000円前後 |
低温耐性
カシオ計算機の「EX―G1」は、防水・耐衝撃性能を売りに大ヒットした同社の腕時計「G―SHOCK(ジーショック)」をモチーフとし、頑丈さを前面に出した。2メートルの高さから落としても壊れないという。氷点下10度までの低温にも耐えることができ、スキーや冬の登山に携行すると便利だ。
HOYAの「PENTAX Optio(ペンタックス・オプティオ) W90」は、本体がラバー素材で覆われ、リュックサックなどに取り付けられるカラビナとストラップも付属するなど、アウトドア派には使いやすい。レンズの周囲に3個の小型補助ライトがあり、被写体から1センチの距離で撮影しても、影が写ることはない。
パナソニックの「LUMIX(ルミックス) DMC―FT2」は1410万画素で、手ぶれ補正や、顔を自動でとらえてピントや明るさを調整してくれる顔認識など、通常の高性能デジカメ並みの機能を備えた。1回の充電で約360枚撮影できる。
望遠撮影も
ソニーの「サイバーショット DSC―TX5」は、防水デジカメでは最も薄い17・7ミリ。最小焦点距離は25ミリ(35ミリフィルム換算)で、広角撮影を楽しめる一方、光学4倍ズームで望遠撮影もできる。
選ぶ際には、どの程度の水深で利用するかがポイントとなる。ダイビングやスキーで使う人は、手袋をはめた時のボタンの押しやすさもチェックしたい。
| HOYAの「PENTAX Optio W90」 |
パナソニックの「LUMIX DMC―FT2」 |
ソニーの「サイバーショット DSC―TX5」 |
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| 4万円前後 |
4万7000円前後 |
3万8000円前後 |
(2010年07月27日 読売新聞)