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秘仏を初公開、八部衆立像展示 奈良・興福寺


 奈良市の興福寺は20日から11月25日まで、中金堂復興に向けて秘仏などを特別公開する。本坊の一角にある大圓(だいえん)堂の本尊で、秘仏の聖観音菩薩(ぼさつ)立像(鎌倉時代、重文)を初めて見学できる。

 また期間中、国宝館では、奈良時代の乾漆像として名高い「八部衆立像」8体(いずれも国宝)すべてを春に続いて陳列。三つの顔と6本の腕を持つ「阿修羅(あしゅら)像」=写真=や、頭にヘビがついた「沙羯羅(さから)像」など、仏法を守護する異形の神々の姿を、一堂に楽しめる。

 大圓堂の前庭では、彫刻家の籔内佐斗司さんの作品展も同時開催する。20日〜11月12日には、北円堂(国宝)の特別公開もあり、鎌倉時代の仏師、運慶の代表作で、本尊の弥勒(みろく)如来坐像や、修理を終えたばかりの無著(むちゃく)・世親(せしん)両菩薩立像(いずれも国宝)などが拝観できる。

 大圓堂と国宝館の拝観料は大人1000円、中高生700円、小学生300円。北円堂は大人300円、中高生200円、小学生100円。問い合わせは興福寺((電)0742・22・7755)。

2007年10月17日  読売新聞)

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