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学力テスト、大阪府教委が市町村別公開

 大阪府教委は16日、今年度の全国学力テストの市町村別結果について、情報公開制度に基づいて請求した府民らに公開した。府内43市町村のうち、1自治体に小・中学校が1校しかない自治体を除き、小学校は42市町村、中学校は37市町の平均正答率などを示した。府教委の公開は今年8月に続く2度目。自主公開する自治体が増え、定着しているが、前回同様、自主公開していない市町分も示しており、反発も出ている。

 市町村別結果は文部科学省が「市町村の序列化につながる」と非公開を求めている。府は昨年10月、橋下徹知事が全国で初めて公開。その後、府教委も公開に踏み切っていた。

 今回、平均正答率を自主公表したのは、昨年度より1市増えて39市町村。初公開の泉南市は「他市の状況から公表しても問題ないと考えた」と説明。一方、自主公表しなかった4市町は、小・中が1校ずつしかない1町を除いて公開されたが、「他市町村との比較が学力向上につながるとは思えない」(熊取町)、「市町村間の序列化が進みかねない」(吹田市)と憤る。

 市町村別の公開については、専門家の評価も定まっておらず、兵庫教育大の梶田叡一学長(心理学・教育研究)は「教育行政の透明性を高める効果はあった。だが、市町村間の序列化が起きていないか、検証する必要がある」と話した。

2009年11月17日  読売新聞)

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