初冬の訪れを告げる渡り鳥のタゲリが広島県東広島市八本松町の田んぼに飛来し、同市の自然観察グループ「東広島の野鳥と自然に親しむ会」会長の新名俊夫さん(72)がカメラに収めた。
タゲリはチドリ科の一種で、体長は約30センチ。頭の長い冠羽が特徴で、その優雅な姿から「冬の貴婦人」と呼ばれる。シベリアや中国北部などで繁殖し、越冬のため毎年10月末から11月初旬になると同市へ、飛来するという。
5日午前11時半頃に、新名さんが確認。驚かせてはいけないと望遠レンズで撮影した。新名さんは「目元の黒色が歌舞伎役者のようですぐに分かった。長旅に疲れているのか、じっとしていた。開発の進む東広島に今年も訪れてくれてうれしい」と話していた。